「マイ・パートナー・コンパクト」をテーマにトヨタと共同開発したブーン(BOON)。今回、フルモデルチェンジを行った。ラインアップは、「X」、「X SAII」、「X Lパッケージ」、「X Lパッケージ SAII」、「X Gパッケージ SAII」、上級グレードの「シルク」、「シルク SAII」、「シルク Gパッケージ SAII」を設定。それぞれ2WD/4WDを用意。1L 水冷直列3気筒12バルブDOHC横置エンジンを搭載し、トランスミッションは自動無段変速機(CVT)を組み合わせる。「e:Sテクノロジー」の採用により、ガソリンエンジン登録車トップの低燃費28.0km/Lを実現(2WD車。JC08モード走行燃費。国土交通省審査値)。さらなる商品力向上の為に、現地現物によるお客様ニーズの把握を行い、取り回しの良さを維持しながら、室内の広さや基本性能を向上すべくプラットフォームを大幅改良する為に「軽量高剛性ボディ」を採用。さらに軽で培った効率的なパッケージング技術をとりいれることで、室内空間の拡大・安心感/安定感のあるデザイン・基本性能の進化を同時に実現。エクステリアは、フードを高くして運転見切りの良さを形にした水平基調の造形で安心感と安定感を演出。インテリアは、水平基調のロングトレイと両サイドのサイドレジスターリングで広さと軽快感を表現。シルク系グレードのエクステリアは、キャビンからヘッドランプへ繋がるキャラクターラインで伸びやかさを表現。インテリアでは、黒基調の空間にグレージュとマゼンタのアクセントカラーをシート、インパネ加飾、メーターに配した。安全面では、衝突回避支援システム「スマートアシストII」を採用(「X」、「X Lパッケージ」、「シルク」以外)。カメラとレーザーレーダー、ソナーセンサーの組み合わせによって、前方の車両との衝突の危険が高まった場合に緊急ブレーキによる危険の回避を支援。全グレードに「ヒルホールドシステム」、「エマージェンシーストップシグナル」、「シートベルトリマインダー(全席)」など採用した。