ホンダCR-Xは、徹底した空力フォルム、ロー&ワイドボディ、四隅タイヤによるコンパクトなパッケージング、地上に近く定められたドライビング・ポジションなどFFスポーツを追求したモデル。空力的に優れたコーダトロンカ形状のテールゲート垂直部に、特徴的なスモークガラスを装着したエクストラウインドウを設置する。1989年改良により、ボディ前部の形状とヘッドライト形状の変更などフェイスリフトを実施。全長は3,775mmから3,800mmとしている。エンジンは、直列4気筒横置、1.6L DOHC16バルブ(130馬力)とプレミアムガソリン仕様VTEC付(「SiR」160馬力)、1.5L SOHC16バルブ(100馬力)の3ユニット。4輪ダブルウィッシュボーンサスペンションを採用し、電子制御(PGM)ロックアップ機構付4速オートマチックか5速マニュアルと組み合わされる。今回、標準グレード「1.5X」をベースとした特別仕様車、「1.5X スタイルSII」を設定。CDオーディオや14インチアルミホイールを標準装備し、ボディ下部をアストリアスグレー・メタリックとする2トーンカラーをボディカラーに設定する。