スポーツコンパクトの2代目マツダアクセラシリーズ。バリエーションには初代モデル同様、5ドアハッチバック「アクセラスポーツ」、4ドア「アクセラ」セダン、チューニングスポーツ「マツダスピードアクセラ」を設定。デミオに続いて「スカイアクティブ テクノロジー」を採用。「SKYACTIV-G 2.0エンジン」と変速機「SKYACTIV-DRIVE」を搭載したグレードをラインアップする。直列4気筒の1.5Lと2L、マツダスピードアクセラには2.3Lターボの3ユニットを搭載。アイドリングストップ機構「i-stop」は、再始動時の燃料消費量を減らすとともに、作動頻度を高めている。「15S」「15C」「20E(4WD)」は燃費の良い運転かどうかを表示するエコゲージをメーター中央部に装着。また、空力性能(Cd値:スポーツ0.28、セダン0.26)を向上するフロントバンパーと(マツダスピードアクセラを除く)、フロントグリルデザインを採用。今回、高効率の直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」搭載車の燃料制御プログラムの見直しにより燃費を向上。アクセラスポーツ「20C-スカイアクティブ」、「20S-スカイアクティブ」の15インチタイヤ装着車では17.4km/Lの燃費性能(JC08モード)を実現し、エコカー減税により自動車取得税と重量税が75%減税となる。また、「20C-スカイアクティブ」は、オプション設定の16インチアルミホイールを15インチアルミホイールに変更。セダンの「20E-スカイアクティブ」、アクセラスポーツの「20S-スカイアクティブ」は、15インチアルミホイールと他のオプション装備を組み合わせた選択肢を拡大させた。さらに、アルミホイールのセンターキャップを従来のシルバーから黒色に変更し、MZR1.5Lエンジン搭載車の本革巻きシフトノブは、「SKYACTIV-G 2.0」ガソリンエンジン搭載モデルと同じデザインへの変更を行った。「マツダスピードアクセラ」では、シャークフィンアンテナ、ガンメタリック塗装18インチアルミホイール、リアバンパー下部ガンメタリック塗装、黒色塗装ドアミラー、大型リアルーフスポイラー(下段部を黒色)を装備し、スポーティな内外装に変更。また、「アクセラスポーツ」に「20S-スカイアクティブ」をベースとした特別仕様車「20S-スカイアクティブ アドバンスドスタイル」を設定。本革シート、本革巻パーキングブレーキレバー、運転席8Wayパワーシート、クルーズコントロールを装備。遮音ガラスの採用や防音材の追加などにより、静粛性を高めた。240km/hスケールのスピードメーターや大型のリアルーフスポイラーなどスポーティな装備を採用。「アダプティブ・フロントライティング・システム」(AFS)や「リアビークル・モニタリング・システム」などを備え安全装備も充実させた。全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」認定を取得しており、「15S」と「15C」は「平成22年度燃費基準+15%」を達成し、エコカー減税に適合車となる。