マツダのフラッグシップサルーンがミレーニア。1993年に「十年基準」をキーワードに、「ユーノス800」のネーミングでデビューしたミレーニアは、国内をはじめ欧州や北米などで高く評価されながら熟成・進化を重ね、今回装備を充実させ、新色追加をしながら完成度を高めている。搭載されるエンジンは190馬力/22.2kgmの2.5L V6DOHCで、全域にわたり適切な過給を行う可変共鳴過給システムVRISを採用する。平成12年基準排出ガス25%低減レベルを達成し、「良-低排出ガス」の認定を取得している。ミッションは電子制御のフロアシフト4AT。サスペンションはフロント/リヤともにマルチリンク式で、前輪を駆動する。グレード展開は25Mと25Mラグジュアリーパッケージの設定。25MはBOSEサウンドシステム(AM/FM/CD/6スピーカー)と、急カーブや滑りやすい路面での安定走行に役立つトラクションコントロールシステムを新たに装備。加えて、ラグジュアリーパッケージには6.5型DVDナビ(AM/FM/CD/MD/TV/10スピーカー)、本革シート、撥水ガラス&ミラーなど豪華装備がつく。安全装備として全車にデュアル&サイドエアバッグ、4W-ABS、EBD(電子制御制動力配分システム)、ブレーキアシスト、ロードリミッター付きシートベルトを標準で装着する。