LEXUS(レクサス)ISをベースに、「F」の名を冠したプレミアムスポーツとなるレクサス「IS F」。423馬力を発生するV型8気筒5Lエンジン(311kW/6600rpm)を搭載し、2ペダルスポーツトランスミッションとなる8-Speed SPDS(8速スポーツダイレクトシフト)を組み合わせる。カーボン製リヤスポイラーを採用するとともに、フロントフォグランプをLEDタイプに変更した。また、スポーツシート全席のヘッドレストに「F」ロゴを立体的に表現したエンボス加工を施したほか、ドアトリムやセンターコンソール表皮にアルカンターラを採用。これに加え、ナビゲーションと連動し高速道路上などに設置されたITSスポットと双方向通信することで、画像や音声で前方の障害物や合流支援などの情報を受けることができるITSスポット対応DSRCユニットを標準装備。 同時に、特別仕様車「ダイナミックスポーツチューニング」を設定。エンジンでは、ピストン、ポンプ類など摺動部品のフリクションを低減するとともに、クランクシャフトにコンロッドやピストンを組み付けている状態で、一基ずつ回転させながらダイナミックバランスを取ることで、最高出力を430馬力(316kW/6600rpm)に向上させたうえ、滑らかな回転フィールを実現した。さらに、ボディ開口部に新しい接着技術を採用することでボディ剛性を高めるとともに、専用カーボンフロントスポイラー/リヤディフューザーを特別装備することで空力性能を向上させ、優れた操縦安定性を図った。このほか、ベース車に比べ7kg軽量化した専用チタンマフラーや、専用カラーブレーキキャリパー(オレンジ/LEXUSマーク入り)、専用カラーのオレンジをアクセントに配したエンジンヘッドカバー、ネームプレート入りの専用カーボン室内パネル(センターコンソール・ドアスイッチベース)を特別装備。今回、消費税変更に伴い、価格変更を行った。