スズキツイン(Twin)は、国産軽自動車としては最小サイズのボディを採用した2人乗り軽乗用車。全長2,735mm(軽規格は3,400mm以下)とすることで回転半径を3.6m、最小を実現している。エクステリアは、タイヤハウス周りとバンパーを緩やかな曲線でつなげ、それに丸い球状の車体をのせたような特徴的なデザインとしている。センターメーターを採用したインテリアは、軽自動車の平均乗車率1.4名というデータから2人乗りに絞った分、広々としている。ハッチドアではなく、跳ね上げ式リアハッチガラスを採用したラゲッジルームを持つ。エンジンは直列3気筒DOHC12バルブ。トランスミッションは、グレードにより3速ATと5速マニュアル、駆動方式はFFのみ。グレードはベースとなるマニュアルミッション車「A」、エアコンやパワステ、フルホイールキャップなどの装備をもつ「V」、加えてキーレス&ドアロックをつけた充実装備の「B」をラインアップする。ガソリンBには、専用車体色と専用シート表皮の「カラーパッケージ」を設定。「平成17年排出ガス基準」のNMHC(非メタン炭化水素)、NOX(窒素酸化物)について基準値を50%以上低減。国土交通省の「平成17年排出ガス基準50%低減レベル」認定を取得する。ガソリンA、ガソリンAエアコン/パワステ付は「平成22年度燃費基準」に対し、更に+5%以上燃費の向上を達成した。デビュー時にあったハイブリッドモデルは廃止されている。