三菱の新世代電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」。ブレーキペダル連動回生ブレーキによる一充電走行距離の拡大や、滑りやすい路面や急なハンドル操作による車両の不安定な動きや車輪のスリップを防ぎ、安定した走行をサポートするアクティブスタビリティコントロール(ASC)を標準装備、従来より大型のドアミラーを採用する。ラインナップにはエントリーグレード「M」、LEDヘッドランプを採用した「X」を設定。省電力型ヒートポンプエアコンを軽自動車で初めて全車に標準装備し、暖房使用時の消費電力を抑制することで航続可能距離の減少を抑える。また、普通充電リッド内照明を全車に標準装備することで、ルームランプと連動して、自動でLEDランプが点灯し、夜間の充電作業をサポート。安全装備としては、ヘッドレスト大型化やカーテンエアバッグを全車に標準装備することで、衝突安全強化ボディ「RISE(Reinforced Impact Safety Evolution)」とともに、万一の衝突に備えた乗員保護性能を向上させた。今回、ステアリングコラム部に設置したパドルにより6段階で調整可能とした。これにより、従来よりも走行状況に最適な回生ブレーキ力を選択可能とした。インテリアでは、インストルメントパネルのカラーをブラック/アイボリーに変更し、センターパネル中央下部に各種スイッチを集約させて操作性を向上させるとともに、センターコンソールにスマートフォンなどの小物類を置けるカップホルダートレイを採用。フロントシートをサポート性に優れる形状に変更し、インストルメントパネルとのコーディネートを図ったブラック/アイボリーのシート生地を採用。また、シートの背もたれ前面にレッドのアクセントコードを、座面と背もたれ前面にレッドのステッチを配し、ステアリングホイール、シフトノブを本皮巻(ブラック)とすることで質感を向上させた。ボディカラーは、「レッドメタリック」、「ライトニングブルーマイカ」の2色を新設定した全5色を用意。