5ナンバーサイズのボディで、本当に使いやすいセダンをまじめに作るとこうなるというお手本がクルー。前後左右のピラーを立ててルーフをロング&ワイド化。前後ウインドウの傾斜角が緩くなるのでスポーティさは失われるが、圧倒的に室内容積が稼げるほか、余分な日差しなどをカットできるため、実用面でみれば最適なパッケージングだ。搭載されるエンジンは130馬力の2Lと、100馬力の2.8Lディーゼルの2種。それぞれのエンジンに5MT、4ATが用意される。駆動方式はFRのみで、サスペンションはフロントがストラット、リヤが5リンクとスペース効率の高い設定となっている。グレード展開はモノグレードとなるLXサルーンのみで、レザーステアリング、アルミホイールなどが装着されるLXサルーンGタイプも設定されている。