スバル「トレジア(TREZIA)」は、トヨタより「ラクティス」のOEM供給を受ける2BOXコンパクトカー。全長4mを切るボディサイズでありながら、スバルらしいワゴンテイストを備えたツーリングコンパクト。エンジンは、1.3Lと1.5Lの2種、全車CVT(自動無段変速機)を採用。グレードは、ベーシックな「1.3i」、「1.5i」、シンプルな装備の「1.3i シンプルスタイルパッケージ」、上級装備を充実させた「1.3i-L」、「1.5i-L」、スタイリッシュなフォルムを演出したスポーティグレード「1.5i-S」をラインナップ。今回、経済性、インテリアに焦点を当て、燃費性能の向上、内外装のリフレッシュを図った。新開発の1.3Lエンジンはアトキンソンサイクル方式を採用し、燃焼効率を高めることなどで11%の燃費向上。また、バルブタイミングの最適化及び新開発のエキゾーストマニホールドの採用により、出力も向上させ、キビキビとした走りと優れた燃費性能を両立させた。1.3L車と1.5L車(2WD車)はアイドリングストップを標準採用するなど、平成27年度燃費基準+10%を達成し、エコカー減税の対象として自動車取得税80%、重量税75%減税となった。エクステリアには、スバル統一モチーフであるヘキサゴングリルとハニカムメッシュデザインの新造形フロントグリルを採用。インテリアは、フロントドアガラスにスーパーUVカット+IRカット機能付ガラスを採用し、肌への負担を和らげると共に、夏場の室内温度上昇を抑え、エアコン効率を高めるなど、室内空間の快適性を向上させた。またセンターパネルを質感の高いピアノブラック調に変更し、メーターフードからダッシュボード周りを統一感のあるデザインに変更するなど落ち着いた上質なインテリアを実現。安全面では、緊急ブレーキシグナルを全車標準装備とし、予防安全を強化した。ボディカラーは、全7色を用意。