スイフトのスポーツモデルとして2005年に誕生したスズキ「スイフトスポーツ」。3代目となる新型「スイフトスポーツ」は、軽量化技術とともに走行性能を向上させた新型スイフトをベースに、日常での使いやすさを確保しながら、より高性能なホットハッチバックへと進化させた。また、新型スイフトに対してトレッドを拡幅し直進安定性、旋回性能を向上。国内仕様「スイフトスポーツ」として初の3ナンバーサイズのボディとした。ラインアップは、最大トルク230N・mを発揮する1.4L直噴ターボエンジン搭載の「ベースグレード」と「ベースグレード セーフティパッケージ装着車」を設定。軽量高剛性な新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」採用による70kg(先代スイフトスポーツと新型スイフトスポーツ6MT車、および先代スイフトスポーツCVT車と新型スイフトスポーツ6AT車との比較)の軽量化、新開発サスペンションにより高い動力性能とハンドリング性能を実現。高効率なパワートレインや優れた空力性能などにより、燃料消費率JC08モード走行で6MT車は16.4km/L、6AT車は16.2km/Lの燃費性能を達成。エクステリアは、ノーズを前方にせり出させ、躍動感を強調した専用バンパー&グリルに、軽快さと空力性能のベストバランスを追求したルーフエンドスポイラーやカーボン調シボを施したフロントグリルとバンパー下部、サイドアンダースポイラー、リヤディフューザーなどを装備した。インテリアは、スポーツ走行時などに運転姿勢をしっかり支える形状の専用フロントシート[Sportロゴ入り]を採用。また、高精彩の4.2インチ大型カラードット液晶のマルチインフォメーションディスプレイをメーター中央に採用し、ブースト計と油温計を追加、スポーツドライビングをサポートするとともにスポーティー感を演出。さらに、スズキ初採用となる車線逸脱抑制機能をはじめ、単眼カメラとレーザーレーダーで前方の歩行者や車を検知して衝突時の被害を軽減する「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」をメーカーオプション設定(セーフティパッケージ装着車)し、安全装備も充実させた。