ゆったり過ごせる室内空間で、高い乗降性を実現したトールワゴンタイプの軽自動車マツダ「フレアワゴン」。今回、全面改良を行った。ラインアップは、0.6L DOHC吸排気VVT搭載、安全装備も充実したベースモデル「ハイブリッド XG」、充実したこだわり装備のハイグレードモデル「ハイブリッド XS」を設定し、共にCVTを組み合わせる。全車に減速時のエネルギーを利用して発電・充電し、その電力を活用してモーターによるクリープ走行や加速時のエンジンアシストを可能にする「マイルドハイブリッド」を搭載し、JC08モード燃費30.0km/L(「ハイブリッド XG」2WD車)を実現。マツダの軽自動車初、リアバンパーに内蔵した4つの超音波センサーで車両後方の障害物を検知し、自動でブレーキをかけて後退時の衝突回避・被害軽減をサポートする「後退時ブレーキサポート」、シフトの入れ間違いによる衝突回避・被害軽減をサポートする「誤発進抑制機能(後退時)」、ブザー音で障害物への接近をドライバーに知らせる「リアパーキングセンサー」を搭載。さらに、単眼カメラと赤外線レーザーレーダーを組み合わせて、前方の車両や歩行者を検知し、万一の危険を察知した際はブレーキによって前進時の衝突回避・被害軽減をサポートする「デュアルセンサーブレーキサポート」、「誤発進抑制機能(前進時)」、ヘッドランプのハイ/ローを自動で切り替える「ハイビームアシスト機能」、「車線逸脱警報機能」を標準搭載し、安全性能を強化した。エクステリアは、フードの高さを上げて、フロントガラスを立てて大きさを表現し、ベルトラインを高くして、ボディの厚みを強調。より広く、大きく見える工夫をしながら個性や遊び心を表現したデザインとした。インテリアは、ブラックを基調にアイボリーのインストルメントパネル、アクセントに赤を使用。また、低床で開口を広くした乗り降りがしやすい後席両側スライドドア、大きな荷物の出し入れをしやすくした荷室など、軽ハイトワゴンとしての魅力を高めた。