マツダの歴史あるベーシック・コンパクトが9代目となるファミリアセダン。カペラセダンと同一のホイールベースを採用しながらも、前後オーバーハングを切り詰めることでコンパクトなボディとし、ベーシックセダンとしての魅力を高めている。搭載されるエンジンは直列4気筒16バルブ、170馬力の2L直4DOHCと130馬力の1.5L直4DOHCの2ユニット。サスペンションは前後ともにストラット式。2Lにはアクティブマチックとよばれるマニュアルライクな変速が可能な4ATで前輪を、1.5Lにはロックアップ機構付きの4ATと5MTのトランスミッションを介して、前輪もしくはフルタイムに4輪を駆動する。グレードは充実装備のLS、FFのみにアグレッシブなスポルト20をラインアップする。スポルト20は大型フォグランプ+ディスチャージヘッドランプにフルエアロを装着し、精悍な外観としている。全車に安全装備としてデュアルエアバッグ(サイドエアバッグはオプション)、EBD付き4W-ABS、ブレーキアシスト、ロードリミッター&プリテンショナー付きシートベルト、トップテザー付きISO-FIX対応チャイルドシート固定機構(リヤ)を標準で装着。LSのFFモデルは「優-低排出ガス」、スポルト20は「良-低排出ガス」認定を取得し、優れたクリーン性能を達成する。